総聯結成70周年に向けた大衆運動がスタート
2025年03月18日 11:56 総聯記念行事を企画、同胞たちとの連携拡大

12日に行われた総聯本部委員長会議では、大衆運動を各地で推し進めることが強調された
各地の総聯本部や支部では、総聯結成70周年に向けた大衆運動を展開している。
3月15日から5月25日の70日間にかけて展開される大衆運動の目的は、▼組織を強化し、総聯の新たな全盛期を切り開いていくための土台を固めて、▼5.28書簡を貫徹するための活動を繰り広げ、総聯組織の面貌を同胞第一主義に一新させ、▼総聯本部や支部で企画する総聯結成70周年記念行事などを通じて、広範な同胞たちを組織のもとに束ねていくことだ。
これらの目的に沿って、大衆運動において二つの課業が定められている。総聯結成70年の歴史と伝統、祖国の主体的海外同胞運動思想を学び、総聯支部や分会をはじめとする基層組織を同胞たちが信頼を寄せる組織へと基盤を築いていくことと、5.28書簡で提示された4大課業を貫徹するうえでの明確な実績を積むことだ。
5.28書簡貫徹においては、▼民族教育権などの権利の擁護・拡大をはじめとする同胞生活に密着した奉仕活動を活発に展開し、▼児童・生徒、園児募集事業を全組織的に繰り広げ、▼「民族文化センター」の開設・運営、総聯結成70周年に際した県単位の祝賀公演、支部単位の文芸発表会などを通じて民族性を守り、▼対外活動を通じて支持者を拡大するなど、さまざまな運動方式が示された。
総聯結成70周年に際して総聯中央は、5月24日に東京朝鮮文化会館で記念大会を、27日に東京・北とぴあで芸術公演を開催する。総聯本部、支部でも同胞祝祭、講演会、芸術発表会、スポーツ大会などを企画し、それに向けた訪問活動を通じて同胞たちとの連携を拡大していくとしている。
(朝鮮新報)