記念公演「ハンマウム」350人が観覧/文芸同京都結成65周年に際し
2025年03月04日 09:20 文化
結成65周年記念公演「ハンマウム」(主催=文芸同京都)が行われた。
在日本朝鮮文学芸術家同盟京都支部が主催する公演「ハンマウム」が2月28日、京都府立府民ホールで行われた。1959年に結成された文芸同支部の結成65周年を記念した公演を、総聯京都府本部の姜世哲委員長、文芸同中央の尹忠新委員長をはじめとする350人の同胞たちが観覧した。
2部制で行われた公演は、20人が出演するカヤグム大併唱「稲穂を揺らす秋の夜風」で幕開けした。群舞「川のほとりで」、詩の朗読「ここが私たちの故郷です」などが披露され、総勢28人による大サムルノリ「魂」が1部のラストを飾った。
2部では、朝鮮民謡「モランボン」、吹奏楽合奏「青山里の豊年」のほか、フィナーレの合唱と踊り「われらの誇り限りなし」では、民族芸術を通じて同胞たちに力と勇気を届けようとする文芸同支部の決意が表現され、観客たちは激励と期待を込めて拍手を送った。

350人が観覧した
文芸同の公演は開催されるたびに観ているという紫松枝さん(83)は、「一つひとつの演目のレベルが高かった。仕事や家事をこなしながら練習するのは大変なはずなのに素晴らしい舞台だった」とし、