亀城市、漁郎郡、長豊郡、金野郡など/地方産業工場が各地で竣工
2025年02月04日 12:16 経済「地方発展20×10政策」の初年度の課題である地方産業工場が昨年末から朝鮮各地で立て続けに竣工している中、平安北道の亀城市(1月30日)、咸鏡北道の漁郎郡(31日)、開城市の長豊郡(2月1日)、咸鏡南道の金野郡(3日、写真、朝鮮中央通信HP)で竣工式が行われた。2月3日現在、全国各地16カ所で地方産業工場の竣工式が行われた。
亀城市は歴史遺跡が多く、豊富な森林資源で有名。近年に大規模な水力発電所が建設された漁郎郡は海に接し、長豊郡は国境付近に位置している。中小型の水力発電所がある金野郡は平野と海岸に挟まれた地理的特性を持っている。
各郡の竣工式では、各道・市党委員会の責任書記が竣工の辞を述べ、討論が行われた。
討論者たちは、地域の経済資源と潜在力を最大限かつ効果的に開発・利用しながら、地方産業工場での生産正常化、製品の質向上に注ぐことで、地域の人民生活向上に寄与していきたいと語った。
竣工式では工場の支配人らがテープカットを行った。色とりどりのバルーンが空に放たれ、芸術公演が雰囲気を盛り上げた。
亀城市の工場を見学して回った参加者たちは、周辺の山々で収穫されたさつまいも、落花生、やまぶどう、どんぐりなどを原料とした食料品が生産される光景を目にしながら、喜びの声を漏らした。一方、金野郡の工場の従業員たちは全国的に有名な金野郡ブランドの水産物加工品を必ず生産してみせると決意を新たにした。
(朝鮮新報)