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米歴史学者らが記者会見、日米同盟を強く批判

2025年02月14日 07:30 社会

従属関係から自主外交の道へ

アメリカン大学教授で核問題研究所所長のピーター・カズニックさん(中央)と、カナダ在住ジャーナリストの乗松聡子さん(左)が日本外国特派員協会で記者会見を行った。

アメリカン大学教授で核問題研究所所長のピーター・カズニックさんと、教授と親交が深いカナダ在住ジャーナリストの乗松聡子さんが7日、日本外国特派員協会(FCCJ)で記者会見を行い、沖縄問題やトランプ政権、日米同盟などについて語った。会見の内容を一部紹介する。(まとめ・李永徳)

日本は戦争計画の歯車

「沖縄の闘いは、帝国主義の不正義に抗う闘いの最前線にある」。このような観点から、講演やインタビュー、執筆などを通じて沖縄の米軍基地問題を世界に発信してきたカズニック教授。今回は沖縄県の招へいで同県を訪問して、玉城デニー知事と面談し、県主催の戦後80年記念シンポジウムに参加した。

カズニック教授が沖縄を訪れたのは今回で4回目。2013年8月の初訪沖では、TVドキュメンタリーシリーズと書籍『もうひとつのアメリカ史』を共作した米映画監督のオリバー・ストーンさん、コーディネーター役の乗松聡子さんと米軍基地や名護市辺野古などを巡り、米軍が沖縄にもたらす害悪を目の当たりにした。

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