科学技術、教育分野で協力強化/朝鮮の名門大学代表団が訪ロ
2025年02月13日 08:00 対外・国際金日成綜合大学の金承燦総長を団長とする金日成綜合大学代表団が1月24日〜2月3日にかけて、金策工業綜合大学の朴志民総長を団長とする金策工業綜合大学代表団が1月24日〜2月7日にかけてロシアを訪問し、各地の大学や研究機関で科学技術、教育分野の協力強化を図った。
金日成綜合大学
朝ロ間では両国政府が運営する貿易経済・科学技術協力委員会のもと、幅広い分野で交流と協力が進んでいる。昨年11月に行われた同委員会第11回会議では、科学技術、教育、農業、保健医療、エネルギーなどの分野における二国間協力事項が討議された。
ロシアの各地大学が報じたところよると、今回の金日成綜合大学代表団は、金承燦総長のほか、同大学の化学部学部長、材料科学部学部長、先端技術開発院院長、哲学部チュチェ哲学科学科長、外国語文学部ロシア語文学科学科長らで構成された。代表団は1月27日にモスクワ国立大学の化学科、30日にシベリアの中心都市にあるノヴォシビルスク国立大学、31日にロシア科学アカデミー・シベリア支部、ウラジオストクにある極東連邦大学の医学部などを訪問した。金日成綜合大学は過去に、モスクワ国立大学、ノヴォシビルスク国立大学、極東連邦大学と姉妹校の提携を締結した。