追加課題のモデル地域として/龍岡郡で地方産業工場、病院建設着工式
2025年02月11日 10:57 経済朝鮮では、「地方発展20×10政策」に基づき毎年20の市、郡に現代的な地方産業工場を建設するプロジェクトが進んでいる中、同政策の追加課題である先進的な保健医療施設、複合型の科学・教育および生活文化施設、穀物管理施設の建設も本格化している。
花崗石の産地で知られる龍岡郡は、同政策2年目の地方産業工場建設対象であるとともに、今後のモデルとなる病院建設が試験的に行われる3地域のうちのひとつ。地域の人口によって4つの部門に分けて進められる市、郡での病院建設は、今年まず龍江郡、江東郡(平壌市東部)、亀城市(平安北道)で行われ、来年度から毎年20の市、郡ごとに推進される予定だ。6日にはすでに江東郡で病院と総合サービスセンターの着工式が行われた。
1年目の地方産業工場建設は最終段階に入っている。地方産業工場の竣工式は昨年12月20日に行われた成川郡(平安南道)皮切りに、5日に東新郡(慈江道)、7日に雲山郡(平安北道)、9日に伊川郡(江原道)で行われた。東新郡は山に囲まれ、伊川郡は国境付近に位置している。近年、治水工事に力が注がれている雲山郡は、治山治水のモデルとなっている。
2月9日現在、19の市、郡で地方産業工場建設が完了した。1年目の建設対象は残すところ金亨稷郡(両江道)だけとなった。
(朝鮮新報)