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事実がそこに~各地に佇む朝鮮人犠牲者追悼碑~ 大阪城公園内に残る戦争の傷あと(銘板)

2025年02月07日 09:00 歴史

【所在地】 大阪市中央区大阪城3−11

【建立日】 1996年3月

【建立者】 大阪府・大阪市

【大きさ】 縦(前方) 64m(後方) 163cm 横180cm 奥行き下部 40cm 奥行上部15cm

銘板には、大阪城公園内での空襲による被害が記されているほか、当時の朝鮮人労働者について触れている。公園東側一帯に広がっていた大阪陸軍造兵廠(大阪砲兵工廠)は、日本国内最大規模の兵器工場であったと説明しながら「戦争末期には大阪本廠を含めた全工場で一般工員のほかに動員学徒・女子挺身隊・一般徴用工員など」と「当時の植民地支配の下で強制連行などにより集められた1千300人以上と言われる朝鮮青年」が働いていたと記している。同銘板は大阪府と大阪市が、戦後50年に際し、加害の戦跡も保存すべきという意見を取り入れ建立された。

(朝鮮新報)

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