青商会結成30周年、新たな躍進を/中央幹事会第1回会議討論(要旨)
2025年02月04日 13:13 在日同胞 総聯青商会は今年で結成30周年を迎える。1月25日、愛知県で行われた中央幹事会第1回会議は今年を、30年史を胸に刻み、新たに躍進するための1年とすべく課題と目標が示された。会議で討論した3人は貴重な経験を述べ、今年の運動で先頭を切る決意を語った。
呉樹晶/新潟県青商会・幹事長
新潟は「祖国往来の拠点」として同胞愛に満ちた地域だったが、情勢が急変したうえに地域の少子化や過疎化も進み、2018年には新潟初中が休校した。県青商会は13年以降、総会を開けない状態に陥り、朴成仁直前会長が会長として籍を置いている状況だった。
その状況を鑑みた中央青商会の役員たちは、19年から毎月のように新潟を訪れ、県青商会の未来像を現地の同胞たちと熱く語り合い、役員候補たちにも会ってくれた。徐々に前を向き始めた県青商会が再建への活動を本格化するきっかけになったのは当時会長だった朴直前会長のひとことだった。