“世界と結びつく在日朝鮮人運動”/米国平和代表団が朝大など訪問
2025年01月27日 09:30 民族教育米国デポー大学(インディアナ州)のデリック・フォード准教授が団長を務める米国平和代表団が18日から24日にかけて日本を訪れた。在日朝鮮人運動や民族教育に対する理解を深めるために組織された代表団は、朝鮮大学校、東京中高、西東京第1初中、国平寺、朝鮮人が強制連行された神奈川県横須賀市の地下壕などを訪問した。
代表団は21、22日に朝大を訪れた。朝大とデポー大の交流は、デリック准教授が16年に初めて朝大を訪れ、民族教育に感銘を受けたことがきっかけでスタート。大学間の学生交流は19年から年に1回程度の周期で継続的に行われ、22年からはデリック准教授と社会運動を共にする活動家らによる平和代表団も朝大を訪れている。今回の代表団は、デリック准教授のほか、デポー大で在日朝鮮人社会に関するコースを受講している学生や、米国で社会主義や黒人解放のために運動を繰り広げる活動家ら6人で構成された。