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〈阪神淡路大震災30年〉‟被災体験が愛国事業の原点“ /沈達也さん(文芸同兵庫委員長, 54)

2025年01月22日 08:52 在日同胞

15日に行われた文芸同兵庫公演「1.17 대를 이어 전해가리」(代を継ぎ伝えて行こう)で詩を詠む沈さん

「ものすごく大きい揺れが始まり、天井に吊していた電灯が体の上に落ちてきた。何が起こったのか分からなかったが、死んでたまるかと本能的に思った」。沈達也さんはこう語る。1分に満たない巨大な揺れが収まると、一緒に暮らしていた母と姉の安否を確認し、親子で低い机の下に潜り込み余震に備えた。「次に余震が始まったとき、オモニが身体の上に覆い被さって守ってくれた。オモニの子に対する愛を瞬間に感じた。また揺れが始まったときは、『今度は自分が守るんだ』という気持ちで、オモニとヌナの体に覆い被さった」と当時を振り返る。

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