思いは一つ“伝統を絶やさない”/再起図る朝高ボクシング部
2025年01月14日 09:27 スポーツ恩師の教え胸に伝統再び/東京

東京中高ボクシング部の復部に尽力したOB、関係者たちが都新人戦の応援に駆けつけた
昨年11月に行われた東京都高校新人戦で、東京中高の徐廷宇さん(高1、バンタム級)が優勝し、復活の狼煙をあげた同校ボクシング部。過去には、選抜やインターハイといった公式戦で輝かしい成績を収め、世界王者も輩出した伝統あるクラブは、近年まで休部状態にあった。
生徒数の減少、ボクシングをはじめとする格闘技の放送が地上波からネット配信が主流になったことで競技に対する関心が低下するなど、さまざまな要因によって、同部は休部という憂き目を味わった。
そんななか、同部OBたちを中心とした愛好家たちが2021年に「イオボクシングクラブ」を立ち上げた。「おやじファイト」(スパーリング大会)への出場を目指した朝・日のボクサーたちが、