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「仙台の象徴」ー最後のピッチに/梁勇基さん引退試合

2024年12月22日 10:00 スポーツ

サポーター1万人が集結

仲間たちに支えられ、背番号と同じ「10」回、宙に舞った。

在日同胞プロサッカー選手としてJ2・ベガルタ仙台や朝鮮代表で活躍し、昨年に現役を引退した梁勇基さんの引退試合が14日、ユアテックスタジアム仙台で行われた。

ベガルタ仙台設立30年で初めての開催となる引退試合に、レジェンドの最後の勇姿を見届けようと11,086人のサポーターが駆けつけた。

「ベガルタロード」には、梁勇基さんの歴代ののぼりが設置された

スタジアムの最寄り駅から競技場へと続く「ベガルタロード」には、梁勇基さんの歴代ののぼりが設置されサポーターたちを出迎えた。

引退試合は、クラブ史上最高位のJ1・2位(12年)を記録したメンバーを中心に構成された「ベガルタ仙台レジェンズ 2011-2013」と、梁さんと親交の深い選手たちが集結した「梁勇基フレンズ」が対戦。フレンズには、梁さんと共に同胞サッカー界の一時代を築き、朝鮮代表として汗を流した安英学さんや李漢宰さんらも参加した。

引退試合で梁さんは、前半にレジェンズ、後半はフレンズでプレーした。

前半は、公式戦にもひけをとらないほどの真剣勝負が繰り広げられた。梁さんは

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