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総聯京都・修学院分会 4回目のFW実施

2024年12月10日 13:31 暮らし・活動

朝・日交流生む学びの一日

総聯京都・左京支部修学院分会でフィールドワークが行われた。

1日、総聯京都・左京支部修学院分会で、4回目となるフィールドワークを行った。今回は「大津の中の朝鮮」と題し、渡来人歴史館、穴太遺跡(オンドル跡)、三井寺の新羅善神堂そして比叡山延暦寺の4カ所を、38人の朝・日市民らが共に巡った。FW当日は好天にも恵まれ、紅葉狩りを兼ねた楽しい学習交流会となった。

参加者たちは、虹色に染まった比叡山の紅葉トンネルを通過し、最初の目的地である渡来人歴史館に到着。大澤重人専門員より古代から近代までの渡来人の歴史を学び、次の穴太遺跡では、百済から伝わった技術と言われる穴太衆積みを今も伝承する唯一の会社である粟田建設の社長から、貴重な話を伺った。また新羅善神堂では、三井寺第164代・福家俊彦長吏が新羅との由来について熱っぽく語ってくれた。午後は比叡山の頂上まで登り、延暦寺で鶴喜そばを食べた。また案内役である修学院分会委員の蔡光浩さんが張保皐記念碑など周辺の記念碑について紹介した。

総聯京都・左京支部修学院分会でフィールドワークが行われた。

参加者兼スタッフの「京滋こっぽんおり」・宍戸ゆきさんは、「何人もの方の貴重な話から多くの学びを得られた一日だった。参加者の間でいろいろな交流が生まれたのもよかった」と感想を語り、北原恵さんは「三井寺トップの長吏など、普段絶対にお話しを聞けない方から貴重な話が聞けて3千円は安すぎる。本当に素晴らしい企画をありがとうございます」と話した。

この間に積み上げてきたFWをはじめとする分会活動が評価され、11月10日に行われた「総聯分会代表者大会2024」では総聯修学院分会が総合模範分会に表彰された。

金秀男分会長は「朝・日市民の交流をこれからも盛り上げていきたい」と抱負を述べた。

今後の企画にもぜひ注目いただきたい。

【左京分局】

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