〈第46回コマチュック〉本選1部の4強が出揃う/2日目
2024年11月08日 16:41 スポーツ「第46回在日朝鮮初級学校中央サッカー大会」(7〜9日、大阪・堺市立サッカー・ナショナルトレーニングセンター)2日目の試合が終了し、本選1部の決勝リーグで各組1位になった大阪ㄱ、埼玉、京都・滋賀ㄴ、東京第1が準決勝に進出した。
大阪ㄱ、東京第3・東京第9、ピンナラ(広島、岡山、四国)で構成されたグループ1では、大阪ㄱが頭一つ抜きん出ていた。
選手一人ひとりの技術が高い大阪ㄱは、東京第3・東京第9に9-0で勝利。東京第3・東京第9に6-0で勝利したピンナラを相手にしても終始優勢に試合を進め、6-2の勝利で準決勝進出を決めた。
リョミョンㄱ(名古屋、東春、岐阜、四日市、長野、静岡)、埼玉、東大阪で構成されたグループ2では、強豪校の埼玉が強さを見せた。
第1試合の埼玉対リョミョンㄱの試合は、スコアレスドローの末に埼玉がPK戦を6-5でものにした。一方、第2試合目はリョミョンㄱが東大阪を3-1で下した。第3試合目、埼玉は勝ち上がりがかかる東大阪との試合で4-0の勝利を収め、リョミョンㄱをかわしてベスト4への切符を掴んだ。
グループ3(尼崎・伊丹、京都・滋賀ㄴ、東京第4・東京第5)では手に汗握る接戦が繰り広げられた末、京都・滋賀ㄴが歓喜の輪に包まれた。
第1試合では京都・滋賀ㄴが2-1で尼崎・伊丹に、第2試合では東京第4・東京第5が2-0で尼崎・伊丹にそれぞれ勝利した。準決勝進出をかけた京都・滋賀ㄴと東京第4・東京第5の試合は、両者ともに得点を許さず、0-0のままPK戦に突入。PK戦も手に汗握る展開となったが、京都・滋賀ㄴが5-4でPK戦を制してベスト4入りを果たした。
東京第1、西播、京都・滋賀ㄱで構成されたグループ4では、昨年大会の優勝校である東京第1が勝負強さを見せた。
予選リーグを3戦3勝、12得点無失点と盤石の戦いぶりで勝ち上がった東京第1は、決勝リーグで対戦した西播と京都・滋賀ㄱにいずれも2-0で勝利。4強に上がったチームの中では唯一、予選リーグから無失点で準決勝進出を果たした。
準決勝では、大阪ㄱ(1組の1位)と埼玉(2組の1位)、京都・滋賀ㄴ(3組の1位)と東京第1(4組の1位)が対戦する。
本戦1部の準決勝2試合は9日10時00分から、本戦1部の決勝は同日13時00分から行われる予定だ。
(李永徳)
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