青商会の力で佐賀同胞社会の発展を
2024年11月24日 10:18 暮らし・活動同胞らの信頼を積みあげる佐賀地域青商会
昨年7月、10年ぶりに総会を開き、新体制のもとスタートを切った佐賀地域青商会。「佐賀同胞社会の活性化から九州同胞社会の活性化へ」-。同胞たちが信頼を寄せる組織として成長を遂げる佐賀地域青商会の会員らの思いを聞いた。
“考える前に行動を”
在日本朝鮮青年商工会第28回総会(9月28日)で、最優秀地方KYC賞に輝いた九州青商会が、第27期「KYC賞獲得運動」期間に最も注力した活動が、地域青商会の活性化だ。
九州7県を管轄する同青商会には9つの地域青商会が存在するなか、当時正常に稼働していた地域青商会は5つのみだった。残る4つの地域青商会を立て直すことを目標に掲げた九州青商会で、とりわけ大きな関心を寄せた地域の一つが、佐賀だった。
これまで佐賀では、朴貴星さん(44、直前会長)が1人で同地域青商会を守ってきた。同胞たちの高齢化と地域の過疎化が進むなか、佐賀での同胞行事が提起されると、青商会としての役割をまっとうした。ほかにもチャリティーゴルフコンペ「ミレカップ」や福岡県内の朝鮮学校の児童・生徒らと福岡朝鮮歌舞団がともに出演する「ハナロツアーステージ セシデ」佐賀公演の開催など、たった1人でもできることにしっかりと向き合い、佐賀地域青商会の土台を築いてきた。
昨年7月に行われた佐賀地域青商会の総会で