金剛山歌劇団2024年アンサンブル公演「道」/広島公演、約500人が観覧
2024年11月16日 10:00 文化金剛山歌劇団の創団50周年を記念する巡回公演「道」の広島公演が12日、JMSアステールプラザ大ホールで開催された。公演を総聯広島県本部の呂世珍委員長をはじめとする同胞、日本市民たち約500人が観覧した。
舞台では舞踊「山河を舞う」、男声独唱「母よ」、混声重唱「ウリハッキョ、ウリ未来」など12演目が披露された。
毎年、歌劇団の巡回公演を観覧しているという同胞男性は「秋になると歌劇団の素晴らしい公演を見ることが生活のルーティーンになっている」と目を細めながら「やっぱり歌劇団が最高だ」と満足げに語った。
また、日本の市民たちも「日常でのつらいことや、大変なことをすべて忘れて、心が洗われるようだった」、「初めて観覧したが、このような感動を与えてくれる公演は今までになかった。在日朝鮮人だけで構成された芸術団が、レベルの高い公演を日本で披露しているのは奇跡のようなこと」だと感嘆した。
今回の公演収益は、広島初中高にチャリティー金として寄付された。
【広島支局】