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「百名山」踏破を祝う/同胞登山家ら鳥取・大山を記念登山

2024年11月14日 09:00 スポーツ

百名山を踏破した5人の同胞登山愛好家ら(写真左端が李外生さん)

香川県高松市に在住する李外生さん(64、神戸朝高出身)が今年8月に、「日本百名山」を踏破したことと関連し、10月18日、広島同胞登山会の権寿栄会長をはじめとする東京、西東京、兵庫、四国、広島の同胞登山愛好家ら14人が、鳥取県に位置する大山(1729㍍)で記念登山を行った。

李さんは2016年6月に踏破した石鎚山(愛媛県、1982㍍)を皮切りに、今年8月に登頂した笠ケ岳(長野県、2898㍍)にかけて8年あまりで百名山を踏破した。

自身が暮らす高松から電車、新幹線、飛行機を乗り継ぎ、時には12時間ちかくの移動時間を費やして東北や北海道など、各地の山々に足を運んだ李さん。「何があろうとも必ず制覇するという思いでこれまで挑んできた」と目標の達成を喜んだ。

一行は大山を登頂後、蒜山休暇村で記念宴会を開いた。

宴会では、すでに百名山を制覇した在日本朝鮮人登山協会の李英銖副会長(72)、徐珍守理事(66)、広島同胞登山会の徐一九元会長(77)、徐正九前会長(68)が祝辞を送った。李副会長は「強靭で揺るぎない精神力と体力で達成した」と、李外生さんの踏破をたたえた。

【在日本朝鮮人登山協会】

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