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ハッキョと苦楽を共に/朝鮮学園を支援する全国ネットワーク総会

2024年11月08日 09:30 社会

朝鮮学園を支援する全国ネットワークの総会が行われた

朝鮮学園を支援する全国ネットワーク(以下、全国ネット)の2024年度総会が2日、北海道・札幌市内で行われた。リモート形式を交えて開催された総会には各地の支援団体の代表や関係者たちが参加し、24年度の活動を総括した。

はじめにフォーラム平和・人権・環境の藤本泰成顧問があいさつをした。

藤本顧問は、日本社会は敗戦後も在日朝鮮人を良き隣人として迎えなかった一方で、かれかのじょらは民族教育の権利を自らの手で勝ち取ってきたとし、この問題は植民地主義を払しょくできず、外国人を差別し人権を認めない現代社会の課題の根本であると指摘。また、藤本顧問は米国による東北アジアでの軍事的緊張の高まりに言及しながら、「(全国ネットの活動が)日本国内で在日朝鮮人差別を解消し、地域の平和に寄与する日朝友好の時代を作り上げていくことに繋がると信じている」と述べた。

総会では、埼玉、千葉、東京、長野、大阪、広島、山口、福岡、福島の9団体が朝鮮学校と密に連携を取りながら行ってきた活動と今後の課題について共有した後、質疑応答が行われた。

最後に、東京第5初中の支援団体である「第五のなかま会」代表を務める日本朝鮮学術交流協会の藤野正和会長があいさつをした。

(晟)

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