〈サッカーU17女子W杯〉朝鮮がグループ首位通過/27日に準々決勝、ポーランドと
2024年10月24日 10:40 スポーツドミニカ共和国で開催されているサッカーU17女子ワールドカップ(10月16日~11月3日)で、朝鮮代表がグループステージ3連勝で首位通過を果たした。ノックアウトステージの準々決勝ではグループDで2位のポーランドと対戦する。試合は27日8時(以下すべて日本時間)から行われる。
朝鮮は2008年第1回大会と2016年第5回大会で優勝しており、今回3度目、8年ぶりの優勝に挑んでいる。5月にインドネシアで開催されたアジアサッカー連盟(AFC)U17女子アジアカップでは24得点無失点で優勝した。
初戦のメキシコ戦(18日)では、MFチェ・リムジョン選手が今大会初のハットトリックを達成。U20女子W杯でMVPと得点王に輝き名を馳せたFWチェ・イルソン選手も得点し、4-1で快勝した。
2節のケニア戦(21日)では、MFソ・リュギョン選手が開始約10分間に2得点をあげ、試合の流れを掴んだ。後半にはキャプテンマークを巻いたDFリ・グクヒャン選手がヘディングシュートを決め、3-0で完勝し、準々決勝進出が確定した。
最終節(24日)は同じく8強進出を決めたイングランドと首位をかけて対戦。ここでも朝鮮は持ち前のゲームメイクを遺憾なく発揮し、前半にFWカン・リュミ、FWチェ・イルソン選手が、後半にDFリ・グクヒャン、FWホ・ギョン選手が得点を決め、4-0で完勝を収めた。
先制点をあげたカン・リュミ選手は試合後のインタビューで、「チームメイトが良いパスを出してくれたので得点を決められた」と喜んだ。
ソン・スングォン監督は「選手たちが全力で試合に臨み、勝利することができた。次戦からは、より大きな勝利、世界の頂点を目指して、力強く駆け抜けていく」と意気込みを語った。
一方、他のグループでは、ナイジェリア、スペイン、日本が首位で、エクアドル、米国、ポーランドが2位の成績でグループステージを突破した。
(朝鮮新報)