大阪民族教育の発展誓う／校舎移転控える大阪中高で各種行事

感謝祭のフィナーレでは全参加者らによる大合唱が行われた

来年に新校舎への移転を控える大阪中高（東大阪市菱江町）で、現校舎に思いを馳せ、感謝を伝えるとともに、同校の新たな歴史を切り拓いていく決意を込めた各種行事が行われた。13日に大阪中高第5回体育大会が、19日には大阪中高花園校舎感謝祭（主催＝同校アボジ会、オモニ会）がそれぞれ行われ、延べ４千人の同胞らが参加した。

同校の体育大会（運動会）は大阪朝高時代から保護者のみならず、卒業生や地域同胞たちが参加する大衆行事として大阪同胞社会の年中行事の一つだった。

大阪中高では、現校舎で行われる最後の体育大会を感謝と未来志向の場にするために、８月に準備委員会を発足。広範な同胞の参加を目指してさまざまな協議を重ねてきた。

こうして体育大会は、生徒たちの競技はもちろん、支部対抗リレーや祖父母競技、保護者、卒業生による綱引きなど多彩な競技が彩られた。

体育大会で行われた集団体操の一部（提供＝大阪中高）

とりわけ、今年の体育大会の目玉は、

感謝と決意、誓いを胸に新たなスタートへ／大阪中高花園校舎感謝祭