「輝かしい未来はここから」/川崎初級の新校舎が竣工【動画】
2024年10月23日 09:05 民族教育許宗萬議長が参加
川崎初級の新校舎竣工式が20日に行われた。ここに総聯中央の許宗萬議長、宋根学副議長兼教育局長、姜秋蓮副議長兼女性同盟中央委員長、教職同中央の尹太吉委員長、総聯神奈川本部の高行秀委員長をはじめとする活動家たち、新校舎建設委員会の石昌鎮委員長をはじめとする地域同胞たち、同校の姜珠淑校長をはじめとする教職員、児童ら、神奈川県議会の青木マキ議員(神奈川ネット)、川崎市議会の後藤まさみ議員(日本共産党)、林敏夫議員(国民民主党)をはじめとする日本市民たち600人が参加した。
川崎地域では植民地時代に京浜工業地帯の工場建設などによって多くの朝鮮人が集住するようになった。1945年の朝鮮解放後に中留、桜本などで設立された国語講習所が46年に統合され、川崎初級の前身となる川崎朝連初等学校が開校。新校舎は、1970年に建てられた鉄筋4階建ての校舎を建て替え、新しい時代に沿った教育環境を備えた同胞たちの拠点、さらに地域社会に在日朝鮮人の文化を発信し、友好の輪を広げる場として建設された。
また、学校をより地域に根差したものにするために、建設委は「川崎WAプロジェクト」と銘打って建設事業を同胞大衆を巻き込む形で行ってきた。
第1部の記念式典では朝鮮民主主義人民共和国国歌が奏楽され、祖国から送られてきた祝電が紹介された後、許宗萬議長が祝辞を述べた。