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NATO声明を非難/朝鮮外務省代弁人が声明

2024年10月10日 09:43 対外・国際

“主権国家間の協力を中傷”

朝鮮中央通信によると朝鮮外務省代弁人が6日、声明を発表し、NATO(北大西洋条約機構)が3日に発表した、ロシアに対する朝鮮の軍事支援がウクライナ戦争を助長しているとする声明に対し、自主的な主権国家間の合法的な協力強化を中傷・冒涜するものとして遺憾を表明、断固糾弾した。

声明は、NATOがウクライナ事態を助長した責任を他国に転嫁し、自らの侵略政策を合理化しようとすることこそ、極端な二重基準と非論理的考え方に染まり切った米国の厚顔無恥な振る舞いそっくりだと指摘。ウクライナに対する殺人装備の提供に天文学的金額の軍費を蕩尽し、ロシア領土に対する攻撃を公開的にあおり立てながら、自らの戦争行為は戦争を「防止」するための努力であり、主権国家間の正常関系の樹立は戦争を助長し延長させる行為であると強盗さながらの論理を持ち出すNATOの振る舞いは、米国が伝播した悪習だと主張した。

声明は、NATOがウクライナに次いで、もう一つの名分のために黒い魔手を朝鮮半島とアジア太平洋地域へ伸ばしている現実を厳正に注視しているとし、NATOが朝鮮に対する敵視政策に執着し、朝鮮の国家の尊厳と自主権、安全利益を引き続き侵害しようとするなら、それによって生じる悲劇的な不結果の全責任は米国に盲従盲信したNATOが負うことになると警告した。

(朝鮮新報)

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