30周年を機に新たな飛躍を／青商会第28回総会

2024年10月01日 17:27 総聯

在日本朝鮮青年商工会第28回総会がホテルエミシア（東京都立川市）で9月28日に行われた。ここに総聯中央の朴久好第1副議長兼組織部長、趙一●（「行」の間に「冫」）副議長、玄大植経済局長、中央青商会の金敏寛会長をはじめとする役員と代表たち267人が参加した。

総会では27期期間、「主導」と「ハブ」をテーマに行ってきた事業を総括し、来年の青商会結成30周年を輝かしい実績で迎えるための事業方向と課題が討議決定された。

朝鮮民主主義人民共和国国歌が奏楽され、金敏寛会長が開会の辞を述べた。

開会の辞を述べる金敏寛会長

金会長は昼夜問わず青商会の活動に奮闘し、実りある成果をもって総会に参加した青商会役員、会員たちを労い、今回の総会が、志を共にして情で結ばれた参加者たちの熱意で結成30周年を迎える28期のスタートを力強く切るきっかけになるとの確信を表明した。

中央青商会の宋明男幹事長が報告を行った。

宋幹事長は27期の間、民族教育支援事業、宣伝広報事業と対外事業、財政事業で貴重な成果が得られたとし、その要因は、会員たちが祖国、同胞、後代への愛で団結し、情熱的に活動を繰り広げたからだと強調した。

そして宋幹事長は結成30周年を、民族教育をはじめとする愛国事業を引き続き主導していく団体としての力を誇示するきっかけとして迎え、青商会事業を新たなステップに飛躍させる跳躍台を作ることを事業方向として定め、主要課業を示した。

28期の主要課業は▼引き続き民族教育支援活動を先頭で主導し▼会員第一主義を掲げて経済生活サポート事業の幅を広げ、実利が出るようサポートし▼組織力と宣伝広報力、財政力を一層強化し、すべての地方・地域青商会を活力ある組織にし▼民族教育権を守るための対外事業を行い▼結成30周年記念事業とイベントを成果的に推進することだ。

また、28期の期間を2024年9月28日から2025年6月までとし、7月に第29回総会を、9月に記念式典と公演を行うことが発表された。

祖国から送られてきた祝電が紹介された後、北陸青商会の呉世翊会長、九州青商会の李慶鎬会長が討論した。