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長生炭鉱水没事故朝鮮人犠牲者問題/市民団体、坑口開口工事を開始

2024年09月28日 11:10 歴史 社会

究明を最も進めるべき主体は誰か

1942年、山口県宇部市にあった海底炭鉱・長生炭鉱での水没事故を巡り、昨年12月、市民団体「長生炭鉱の水非常(炭鉱用語:水没事故)を歴史に刻む会」(以下、刻む会)は、韓国の遺族会を交えて初となる、5年ぶり3回目の政府交渉を行った。早急に犠牲者らの遺骨を発掘するよう要求した刻む会に対し、政府関係者は「内容に制限を設けることなく、今まで通り話し合いに応じていく」と表明するのみで、植民地支配に起因する炭鉱事故への無責任極まりない対応で一貫した。

昨年12月の政府交渉

そして現在、正しく歴史を刻もうとする市民らの真相究明の動きが、加速している。

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