関東大震災朝鮮人虐殺パネル展/町田で開催 映画上映会も予定
2024年09月28日 09:15 社会町田市民フォーラム(東京都)で「知ることで未来が見えるパネル展『関東大震災101年 歴史を記憶し、悲劇を繰り返さないために』」が21~22日に行われた(=写真)。西東京地域では11年ぶりの関東大震災朝鮮人虐殺関連行事となった本展は、11月22日と12月7日に同会場で予定されている映画上映と講演会を控えて企画された。主催は西東京朝・日大学生ネットワーク、同胞生活ネットワーク、まちだ良い映画を観る会の三団体。会期中、町田市議や元相模原市議など多くの日本人たちが訪れた。展示を見た80代日本人女性は「過去に日本人がアジアの人々に何をしたのか知らなければならない。多くの関心が集まってほしい」と話した。
主催団体は映画上映と講演会、そして淇谷(きこく)による「関東大震災絵巻」の公開を通して、史実を知ったうえで友好を深めていくきっかけを作るべく準備に奔走している。両上映会は18時開場、参加費1千円。元専修大学教授の新井勝紘氏の講演や呉充功監督のトークイベントを予定している。申し込みはこちらから。
(高晟州)