朝鮮がグループ首位で本大会へ/サッカーU20男子アジアカップ予選
2024年09月28日 08:22 スポーツ来年2月に中国で開催されるサッカーU20男子アジアカップの予選(9月21〜29日)が行われ、3勝1分の成績を収めた朝鮮代表がグループ首位でアジアカップ出場権を獲得した。
アジアカップの予選には45チームが参加し、10グループに分かれて総当たり戦を行った。各組1位チームと各組2位のうち上位5チーム、開催国の中国(予選不参加)の計16チームが本大会への出場権を得られる。
朝鮮は予選でグループE(開催地はタジキスタン)に入り、スリランカ、マレーシア、タジキスタン、オマーンと同組になった。
第1戦目のスリランカ戦(22日)ではFW リ・ジョンドク選手がハットトリックを達成し、4-0の大勝で幸先の良いスタートを切った。
つづくマレーシア戦(23日)は後半20分に退場者を出すと攻撃で決め手に欠き、スコアレスドローで勝ち点1を上積みするにとどまった。
第3戦目のタジキスタン戦(26日)は、前半26分に主将のFWチェ・グク選手がフリーキックから無回転シュートを突き刺し先制点を決める。
後半アディショナルタイムには途中出場のFWラ・ムリョン選手が得点し、2-0で勝利を収めた。
本大会進出がかかった最終戦のオマーン戦(27日)、朝鮮は試合を通じていくつかのチャンスを作ったが、後半に入ってもゴールが遠い。それでも後半36分、FW リ・ジョンドク選手がゴール前でのこぼれ球を押し込み、待望の先制点を奪った。
試合は朝鮮リードのまま1-0で終了。朝鮮は4試合で7得点無失点、3勝1分の勝ち点10を記録し、グループ首位でアジアカップへの切符を勝ち取った。
(李永徳)