【速報】〈アジア空手道選手権〉朝大・鄭世梨選手が3位決定戦に進出

大会期間にインドネシア代表選手とウォーミングアップを共にする鄭世梨選手（右）

第20回アジア空手道選手権大会（18～22日、中国・浙江省）に朝鮮代表として出場している朝大体育学部4年の鄭世梨選手がシニア女子組手61㎏級の3位決定戦に進出した。空手競技におけるアジアクラスの大会で在日同胞選手が組手の3位決定戦にまで進むのは初めてのこととなる。

鄭選手は20日、初戦となった2回戦でカザフスタン代表と対戦。序盤にポイントを先取し試合後半までリードを保ったが、後半に逆転され1-3で惜しくも敗戦を喫した。

その後、対戦相手のカザフスタン代表が決勝戦にまで勝ち上がったため、鄭選手は敗者復活戦の出場権を獲得した。

鄭選手はウズベキスタン代表と対戦した敗者復活戦でも先制点を入れて1-0とリードした。後半には相手の猛攻を受けて1-1となり最後まで一進一退の攻防が続いたが、先取ポイントを決めたため勝利を手にした。

3位決定戦に進出した鄭選手は銅メダルをかけて大会最終日の22日に日本代表と対戦する。

【在日本朝鮮人空手道協会】

〈アジア空手道選手権〉朝大体育学部4年の鄭世梨選手が出場／18日から中国で