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〈サッカーU20女子W杯〉朝鮮が米国に1-0で勝利/8年ぶり3度目の栄冠へ、決勝は23日

2024年09月19日 09:23 スポーツ

得点の喜びを分かち合う朝鮮選手たち(国際サッカー連盟のHP)

19日に行われたサッカーU20女子W杯の準決勝で朝鮮が米国を1-0で下し、決勝戦に進出した。日本時間23日午前6時から行われる決勝では日本と対戦する。

朝鮮は今大会、グループリーグでアルゼンチンに6−2、コスタリカ戦に9-0、オランダに2-0で勝利し、グループリーグ1位で決勝トーナメントに進出。決勝トーナメント1回戦ではオーストリアに5-2で快勝し、つづく準々決勝のブラジル戦は激闘の末に1-0で勝利を収めた。

朝鮮は強敵の米国を相手にしても優勢に試合を進め、1-0で勝利を収めた(国際サッカー連盟のHP)

準決勝の対戦相手はU20女子W杯の優勝回数で朝鮮(2度)を上回り、3度の優勝経験を誇る米国。しかし、朝鮮は試合開始からいくつかの決定機を作ると、前半22分にFWチェ・イルソン選手が先制点を叩き込んだ。大会5ゴール目を決めたチェ選手は大会得点王タイに躍り出た。

朝鮮はその後も、中央突破やサイドからの崩し、裏への抜け出しなど多彩な攻撃パターンで相手ゴールに迫り、観客席から響く「コリア」コールを味方につけながら試合を優勢に進めていく。一方で自陣ゴール前でも体を張った守備で米国の攻撃を防ぎ切り、難敵を相手に1-0の完封勝利を収めた。

得点の喜びを分かち合うチェ・イルソン選手とリ・ソンホ監督(アジアサッカー連盟のHP)

試合後、リ・ソンホ監督は「私たちは再び大きな一歩を踏み出した」としながら、熱狂的な声援を送ってくれた観客たちに感謝の言葉を述べた。

決勝ゴールを決めたチェ・イルソン選手は、「今日の試合は忘れて決勝で勝利するために全力を注ぎたい」と晴れやかな表情で決意を語った。

観客の声援に応える朝鮮選手たち(国際サッカー連盟のHP)

20062016年大会を制している朝鮮は8年ぶり3度目となる優勝を目指し、決勝で日本と激突する。

朝鮮は今大会のアジア予選である3月のU20女子アジアカップで日本と2度対戦し、グループリーグで1-0、決勝戦で2-1の勝利を収めている。

(李永徳)

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