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〈サッカーU20女子W杯〉朝鮮がブラジルに1-0で勝利、準決勝は米国と対戦

2024年09月16日 13:13 スポーツ

ブラジル戦で主将であるMFチェ・ウニョン選手(右)の得点を喜び合う朝鮮選手たち(写真はすべてFIFAのHP)

サッカーU20女子W杯(8月31日~9月22日、コロンビア)の準々決勝で朝鮮代表が南米王者のブラジルを1-0で下し、準決勝に進出した。19日(日本時間)に行われる準決勝ではU20女子W杯の最多優勝国である米国と対戦する。

今年3月のU20女子アジアカップで優勝した朝鮮代表は今回のW杯でグループFに入り、ヨーロッパ予選3位のオランダ、南米予選4位のアルゼンチン、北中米カリブ海予選を突破したコスタリカと同組になった。朝鮮は3日のアルゼンチン戦で62、6日のコスタリカ戦で90、9日のオランダ戦で20の勝利を収め、グループリーグ1位で決勝トーナメントへの切符を獲得。3試合で8人が得点し、計17得点と攻撃陣が爆発した。

朝鮮は南米王者のブラジルを1-0で下し、ベスト4に進出した

13日の決勝トーナメント1回戦ではヨーロッパ予選5位のオーストリアと対戦した。朝鮮は前半3分にコーナーキックから得点を決めると、前半30分に相手選手が退場して以降は数的有利の状況を生かしながらゲームを支配。その後に4点を追加し、最終的に5-2で快勝した。

16日の準々決勝で対戦したのは、グループリーグからの4試合で17得点と高い得点力を誇るブラジルだった。朝鮮は前半からいくつかの決定的なシュートを放ったものの、相手GKのセーブにより得点には至らなかった。それでも後半開始早々に主将のMFチェ・ウニョン選手が技ありのゴールを決めて先制。朝鮮は個々の技術が高いブラジルを相手に組織力で上回り、激闘の末に1-0で試合を終えてベスト4への切符を掴んだ。

準決勝で対戦する相手は、優勝回数で朝鮮(2度)を上回っている米国(3度)。決勝進出をかけた大一番は日本時間の19日午前630分から行われる。

(李永徳)

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