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同胞の権益守る最前線で活躍/人権協会30周年

2024年09月12日 13:04 権利 総聯

記念シンポジウムと祝賀宴

人権協会30周年記念シンポジウムが行われた

在日本朝鮮人人権協会結成30周年記念シンポジウム「在日朝鮮人差別の構造とその打開に向けて」(主催:同協会)が7日、大阪市内のマイドームおおさかで行われ、総聯中央の南昇祐副議長、権利福祉局の任京河局長、在日本朝鮮人人権協会の金舜植会長をはじめとする日本各地の会員、総聯大阪府本部管下の活動家、日本市民ら200人が参加した。

開会宣言の後、協会結成以来の活動を振り返る映像が流された。

はじめに金舜植会長が基調報告「在日朝鮮人の権利運動と人権協会30年の歩み」を行った。

金会長は、結成から30年を経て、協会は200人を超える有資格者を含めた450余人の会員を抱える強力な組織に成長したと話した。

そして本シンポジウムは、日本の対朝鮮政策、在日朝鮮人政策を整理し、植民地支配と冷戦に起因する抑圧と在日朝鮮人への差別構造の関係を明らかにしたうえで、協会の30年間の成果と課題に基づいて問題解決の糸口を考えることを目的に企画したと述べた。

最後に金会長は、協会が結成された1990年代以降の対朝鮮制裁と在日朝鮮人差別政策を概説し、ヘイトが吹き荒れる中で民族教育権をはじめとした同胞たちの権益を守るために奔走した協会の活動を振り返った。

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