事実がそこに～各地に佇む朝鮮人犠牲者追悼碑～ 豊川海軍工廠戦没者供養塔

【所在地】　愛知県豊川市緑町22-3（豊川稲荷神社北）

【建立日】　1946年9月23日

【建立者】　豊川工廠従業員一同

東洋一の規模を持つ海軍用銃火器弾薬製造工場であった豊川海軍工廠には、700に至る工場があり、約6万人が働いていた。そのうち「徴用工員、女子挺身隊、朝鮮人徴用工」の数は4万人とされる。1945年8月7日の米軍の空襲により2500人以上が犠牲となった。供養塔には、空襲による「朝鮮人徴用工」犠牲者23人の名が刻まれている。45年10月25日に地鎮祭が行われ、供養塔は翌年9月23日に完成した。

（朝鮮新報）