〈関東大震災朝鮮人虐殺101年〉埼玉各地で自治体主催の追悼行事

二度と繰り返さないと心にする日

朝鮮人虐殺があった埼玉県北部の本庄、上里、熊谷の各地で、各自治体が主催する関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式が執り行われた。

埼玉では、朝鮮人虐殺があった埼玉県北部の本庄、上里、熊谷の各地で1日、各自治体が主催する関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式がしめやかに執り行われた。

「朝鮮人が暴動を起こしている」「朝鮮人が井戸に毒を入れた」など、101年前の震災当時に飛び交った無数のデマによって、埼玉県内では約240人の罪のない朝鮮人が虐殺された。

追悼式には、総聯埼玉県本部の李昌勇委員長、総聯埼玉・北部支部の河皓容委員長をはじめ総聯の各団体関係者たち、民団埼玉地方本部の団長をはじめとする同胞、県議会議員や市議会議員、自治体関係者をはじめとする日本の市民らが参加。尊い命を奪われた犠牲者たちを偲び黙とうし、焼香、献花などを行った。