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〈関東大震災朝鮮人虐殺101年〉東京・横網町公園で追悼会

2024年09月03日 09:07 文化・歴史

歴史を忘却せず語り継ぐ

追悼の意を表し、献花を行った

1923年9月1日、相模湾一帯を震源とするマグニチュード7.9の大地震が関東南部を襲った。大地震とその混乱のなかで、「朝鮮人が井戸に毒を投げ入れた」「朝鮮人が暴動を起こした」などの流言飛語が飛び交い、各地では軍、警察、自警団による朝鮮人虐殺が横行した。関東大震災時に虐殺された朝鮮人は6千人以上に及ぶとされている。

関東大震災の朝鮮人虐殺から101年を迎えた1日、東京都墨田区の都立横網町公園で「東京同胞追悼会」が執り行われた。総聯中央の任京河権利福祉局長、総聯東京都本部の高徳羽委員長をはじめとする活動家、同胞、日本市民など約100人が参加した。

追悼会は、台風10号の接近に伴う悪天候を考慮し規模を縮小して行われた。

はじめに参列者全員で震災当時に虐殺された同胞犠牲者を偲び黙とうをささげた。

続いて、朝鮮の朝鮮人強制連行被害者・遺族協会、日朝友好促進東京議員連絡会の羽田圭二共同代表(世田谷区議会議員)から追悼文が寄せられたことが紹介された。

犠牲者を追悼し黙とうを捧げた

最後には参列者全員による献花が行われた。

当日は会の規模縮小のため、主催団体による追悼の辞は読み上げられなかったが、主催者によると総聯東京都本部の高徳羽委員長による追悼の辞では、同胞犠牲者たちに哀悼の意を表しながら、関東大震災時の朝鮮人虐殺は集団虐殺(ジェノサイド)であると指摘。そのうえで、朝鮮人虐殺の直接的なきっかけは日本当局による

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