健康で安心な生活を保障／24時間営業、進む標準薬局の建設

平壌市平川区域に建設された標準薬局の内部（労働新聞）

朝鮮各地で人々の暮らしと健康のニーズに即した新たな基準を満たす「標準薬局」の建設が進んでいる。中でも平壌市では24時間営業を行う総合薬局が登場し、すべての区域と郡で標準薬局が建設された。朝鮮では近年、人民の健康と生活上の便宜、医療品販売の利便性や安全性を保障するため、薬局が備えるべき基準が見直され、党中央委員会総会などで各地の市、郡に標準薬局を設けることが重要な問題として強調されてきた。

常に最適なサービスを

朝鮮の保健医療部門では昨今、人民に対する医療サービスの質を高めるための活動に力が注がれている。製薬工場と医療機器工場を近代化する取り組みが行われ、平壌総合病院の建設（２０２０年３月着工、２４年完工予定）も進められている。早いペースで進捗している標準薬局の建設も、この活動の一環だ。