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責任負いすべての資料公開を/浮島丸殉難79周年追悼集会

2024年08月30日 09:30 文化・歴史

京都・舞鶴で

追悼集会では代表、来賓たちが追悼の辞を述べた

浮島丸殉難79周年追悼集会(主催=浮島丸殉難者を追悼する会)が8月24日、京都府舞鶴市の「殉難の碑公園」で行われた。総聯京都府本部の姜世哲委員長、追悼する会の品田茂会長をはじめとする同胞と日本市民ら250人が参加した。

1945年8月24日、植民地支配から解放され、祖国へ帰国しようとした青森県内の朝鮮人ら数千人を乗せ青森・大湊港を発った旧日本海軍輸送船「浮島丸」が、舞鶴湾下佐波賀沖で爆沈し、549人(日本政府発表)が犠牲となった。現在も正確な犠牲者数や事件の原因などは不明で、真相究明が課題となっている。

一方、今年の5月、厚生労働省がジャーナリストの布施祐仁さんによる情報公開請求を受けて、海軍や企業がそれぞれ作成した乗船者名簿3点を開示したことが明らかになった。事件後、乗船者名簿が開示されたのは初めてのことで、日本政府が当時の乗船者の大半が記された名簿を保有していたことが分かった。しかし厚労省は開示にあたって

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