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「朝鮮ならではの卓球」、高難度のラバーに秘策/在日本朝鮮人卓球協会関係者に聞く

2024年08月21日 10:30 スポーツ

今大会で銀メダルを獲得した混合ダブルスのリ・ジョンシク、キム・グムヨンペアの活躍ぶりについて在日本朝鮮人卓球協会の金正俊会長と慎時男理事(横浜初級校長)に話を聞いた。

コロナ禍によって、近年、国際大会にあまり出場していなかった朝鮮代表。慎時男理事がまず語ったのは、この条件の中で、朝鮮の卓球選手たちが銀メダルを獲得したすごさだ。

「世界的に活躍している卓球選手らのほとんどは、ITTF(国際卓球連盟)ワールドツアーに参加し、1年を通して自国にほとんどいないほど世界を回りながら、技術を磨いている。それに対して、朝鮮選手や監督、コーチたちはこの期間、国内でひたむきに練習に打ち込みながらも目は世界を向け、世界の卓球技術のトレンドをしっかり注視して研究したに違いない」

慎時男理事は、朝鮮のプレーについて、世界のどの国とも違う特徴的な卓球をしていると話す。過去のプレーと今回の試合内容を見比べて、「朝鮮は世界的な卓球技術のトレンドを見極めたうえで、対戦相手に勝つために優れた技術を取り入れながらも伝統的な『朝鮮ならではの卓球』をつくり上げ、発展させている」という印象を受けたという。

圧巻の強さを見せたリ・ジョンシク、キム・グムヨンペア(聯合ニュース)

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