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〈パリ五輪〉卓球混合ダブルスで決勝進出の朝鮮ペア/監督は元世界王者、来日経験も

2024年07月30日 09:50 スポーツ

13年の世界卓球選手権大会・男女混合ダブルスで金メダルを獲得したキム・ヒョクポンさんは現役引退後に指導者へと転身し、現在は朝鮮混合ダブルスペアの監督を務めている

パリ五輪・卓球混合ダブルスで快進撃を続けている朝鮮のリ・ジョンシク(24)、キム・グムヨン選手(22)ペアが、302130分(日本時間)から中国との決勝戦に臨む。新進気鋭の朝鮮ペアをベンチから見守るのは、混合ダブルス元世界選手権王者であるキム・ヒョクポン監督(38)だ。キム監督は2014年の世界卓球団体選手権東京大会に参加するため日本を訪れ、同胞たちと交流を深めたこともある。

経験と心構えを次世代に

キム・ヒョクポン監督は現役時代、12年のロンドン五輪をはじめいくつもの国際大会に出場した朝鮮卓球界のスター選手だった。

キム・ヒョクポン監督(右)は現役時代、13年の世界卓球選手権大会・男女混合ダブルスでキム・ジョン選手とペアを組み、金メダルを獲得した(労働新聞)

13年の世界卓球選手権大会・男女混合ダブルスではキム・ジョン選手とペアを組み、金メダルを獲得。朝鮮が世界卓球選手権大会で金メダルを獲得したのは、1977年にパク・ヨンスン選手が女子シングルスで優勝して以来36年ぶりで、混合ダブルスで優勝したのは初めてのことだった。朝鮮ペアの優勝は世界から注目を浴び、同ペアは13年の国際卓球連盟スター賞を授与された。

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