2024年を新たな変革の年に/党中央委員会第8期第10回総会拡大会議
2024年07月02日 11:46 共和国上半期を総括、課題を提示
朝鮮中央通信によると、金正恩総書記の参席の下、朝鮮労働党中央委員会第8期第10回総会拡大会議が6月28日~7月1日にかけて行われた。会議では、2024年度の主要党および国家政策の実行状況が中間総括され、下半期の活動方向と方針が策定された。また、朝鮮式社会主義の本態と人民的性格を固守していくうえで実践的意義を持つ重要問題を討議、決定した。
会議を司会した金正恩総書記は、最近われわれが毎年、年末の総会で採択された決定実行のための中間総括会議として6月に総会を招集する活動システムは有益であるとし、今回の総会が革命の発展途上において、もうひとつの重要な契機になることを期待していると述べた。
総会には、次のような議案が上程された。
1. 2024年度の主要党および国家政策の実行状況の中間総括と対策について
2. 幹部の活動方法と作風を改善することについて
3. 重要部門の事業規律を強めることについて
4. 司法制度の強化・発展のための諸問題について
5. 組織問題
第一議題に関する報告では上半期に党および国家経済政策の実行において現れた欠点と弊害が通報された。つづいて指導幹部らが討論を行い、早急に対策を立てるべき問題を総会に提起した。
金正恩総書記は第一議題に関する結語で、多くの挑戦と障害を克服しながら続いてきたわれわれの闘争道程に対して明白に確信するのは、社会主義建設の全面的発展に向けた総体的な前進動力と加速力がいっそう増大し、成長していることだとしながら、今年の上半期の経済状況を昨年同期と比べて見ても、確然たる上昇ぶりを実感することができると述べた。