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中東訪問の米下院議員による浮説を批判/朝鮮中央通信社論評

2024年07月19日 13:49 対外・国際

13日発朝鮮中央通信は、「『超大国』の図々しくて笑止千万の浮説」と題した論評を配信し、中東を訪問した米議会下院代表団が朝鮮に対する浮説を流布したことを非難した。要旨は以下の通り。

米下院代表団は、新たな危険性をはらんでいる中東事態について奇想天外にもわれわれの何らかの「脅威」をうんぬんし、地域での流血の惨劇が誰それの「介入」や「支援」によって拡大しているかのように言い立てた。

これは、尊厳あるわが共和国のイメージに泥を塗り、なんとしても「悪魔化」しようとする米国の謀略・中傷策動がどの域に至ったのかをありのまま立証している。

中東事態が勃発し、国際社会の非難をかき立てるイスラエルの人間大虐殺が絶えず拡大している原因が何であるかと聞けば、三歳の童もシオニストの戦争熱をあおり立てる米国の庇護にあると言うだろう。

先日、西側のある主要メディアもイスラエルがガザ地区に対する無差別な軍事攻撃を広範に強行することができたのは、高性能爆弾と各種のミサイルをはじめ多量の軍需品を各方面から惜しみなく提供する米国の支援に起因するということを数字と事実資料を挙げて暴いた。

真実が明々白々であるにもかかわらず、米国の政客が中東とはあまりにも程遠いわが国家を陥れて強弁を張るのはなぜなのか。

米国が国際舞台でわが共和国を誹謗、中傷し、自らの覇権的策動を合理化するために誰それの「脅威」だの、「挑発」だのという詭弁を絶え間なく並べ立てているのは周知の事実である。

しかし、現在、わが共和国の国力と地位は弱まったのではなく、むしろ倍に強化されて米国の首をいっそう締め付ける結果だけが招かれており、これについて世界は「米国の対朝鮮孤立・圧殺政策の大惨敗」と一様に認めている。

結局、見いだした活路なるものは、自分らが繰り広げる世界各地の代理戦争ごとで「朝鮮の介入、支援」という荒唐無稽な広告板を掲げて全地球的に拡大する危険が共和国によるものであるかのように世論を捏造して国際的な非難と圧力の矛先をわが国家に向けることだ。

地域と世界の平和と安定を守るためのわが共和国の責任ある使命は、誰かが汚名を被せるからといって否定されるものではなく、「血の聖餐」を正当化するために考案する米国の浮説は最後の息をついている「唯一超大国」の哀れなざまを見せるだけである。

(朝鮮新報)

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