世界に誇る海岸観光都市へ／元山葛麻海岸観光地区

大規模ビーチリゾートとして開発が進む元山葛麻海岸観光地区（写真はすべて朝鮮中央通信＝朝鮮通信）

18日発朝鮮中央通信によると、朝鮮東海岸の大規模ビーチリゾートである元山葛麻海岸観光地区（江原道）の開発工事が最終段階にあり、来年5月までの開業を目指している。

元山市は、海に面する海岸都市で自然の景色が美しく、とりわけ葛麻半島の明沙十里は昔から指折りの名勝とされてきた。

「世界に誇る朝鮮式の独特かつ近代的な海岸観光都市」をテーマにした元山葛麻海岸観光地区の建設は、2018年の新年の辞で、軍民が力を合わせて最短期間内に完了させる課題が示され、メディアに初めて公表された。それ以降、金正恩総書記自ら何度も現地を訪れるなど、国を上げたプロジェクトとして開発工事が進められてきた。現在は、東海岸の長い砂浜沿いに大型リゾート施設群が建ち並び、工事が最終段階に入っている。

大規模ビーチリゾートとして開発が進む元山葛麻海岸観光地区

同通信の報道では、今年1月に行われた党中央委員会第8期第19回政治局拡大会議の決定に基づいて、来年5月まで開業の準備を整えることが明かされた。

同地区では今後、「世界に堂々と位置付けられる国宝級の海洋公園」にふさわしく、運営準備、サービス水準の向上に努めていく。

東海岸の長い砂浜沿いに大型リゾート施設群が建ち並んでいる

（朝鮮新報）