事実がそこに~各地に佇む朝鮮人犠牲者追悼碑~ 殉職慰霊碑
2024年07月19日 09:00 歴史【所在地】岐阜県可児市兼山町魚屋東町 兼山発電所
【建立日】1943年8月
【建立者】兼山発電所
【大きさ】碑:縦200cm 横150cm 奥行き23cm
兼山ダム建設は1937年から調査が始まり、43年8月16日に竣工した。突貫工事が行われた40年頃には和知前野地区に多くの飯場が作られた。ここに朝鮮人と日本人合わせて約200人、そのほか分宿していた50人くらいが居住していた。朝鮮人らは「募集」によって集められたという。碑の裏面には18人の殉職者の氏名が刻まれており、そのうち7人が朝鮮人指名である。
(朝鮮新報)