舞踊組曲「歳月とともに」7月31日に東京で／文芸同中央舞踊部が主催

継承への決意、舞に込め

在日本朝鮮文学芸術家同盟（以下、文芸同）の結成65周年を記念し、文芸同舞踊部員による舞踊の祭典「舞踊組曲『歳月とともに』」（主催＝文芸同中央・舞踊部）が31日、北とぴあさくらホールで行われる。

舞踊組曲とは一定の主題や共通点を持つ、個々に完成した作品で構成された舞踊形式。朝鮮では90年代初期からこの形式で公演されている。

本公演には各地の文芸同舞踊部のメンバーたちと朝鮮大学校・舞踊部、東京中高・舞踊部、舞踊愛好家たち１５５人が出演する。

文芸同中央・舞踊部の金善恵部長は「各地の出演者たちは、公演を成功させる思いを一つにし、練習に励んでいる」とし、本公演では「舞踊の魅力を余すところなく誇示しながらも、祖国の愛のもとで舞踊を学び、舞踊で同胞社会に貢献してきた先代たちの思いを継いでいく決心を披露したい」と意気込んだ。

チケットはS席４５００円、A席３５００円、B席２５００円。当日券はS席５０００円、A席４０００円、B席３０００円となっている。チケット購入は各地域の文芸同支部もしくはこちらから可能だ。

一方、本公演に先立って30日に、第13回朝鮮舞踊コンクールが行われる。

（高晟州）