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朝鮮大学校理事会総会/許宗萬議長が新理事長を激励

2024年07月18日 12:02 民族教育

70周年に向け教育環境整備

2024年度朝鮮大学校理事会総会が13日、同校で行われた。

総聯中央の許宗萬議長、宋根学副議長兼教育局長、朝大の韓東成学長、李清敏筆頭副理事長をはじめとする朝大理事会の副理事長、理事、顧問らが参加した。

2024年度朝鮮大学校理事会総会が同校で行われた(撮影:盧琴順)

総会ではまず、李俊植副理事長が事業報告を行い、厳しい経済状況の中でも昨年度の大学の運営を円満に保障したと総括。今年度の課題として、▼大学の安定的運営のための対策、▼2年後に迎える大学創立70周年を見据えた寄宿舎建設募金事業、▼冷房など老朽化した施設の更新をあげ、団結と献身で学生たちの生活を支えていくと述べた。

総会では、李清敏筆頭副理事長が新たに理事長に選出された。また、金奉吉氏が副理事長に選出されたのをはじめ、理事らが補選された。

許宗萬議長があいさつを行った。

議長は、朝鮮大学校が5・28書簡に沿って新たな発展を遂げるうえで本総会が格別に重要な意義を持つとし、本総会が成功裏に行われたことを祝賀し、理事たちに敬意を示した。

議長は、李清敏理事長がこれまで総聯鹿児島県本部委員長として、また、朝大理事会の理事、副理事長、筆頭副理事長として多くの功績を残したことに触れ、今回、理事長の重責を担うことになり嬉しく思うと述べた。さらに、総会の参加者たちが朝大の使命と任務がどれだけ重大で栄誉あるかを胸に刻み、李清敏理事長を中心にさらに団結して、理事会の活動において新たな革新をもたらすことを信じてやまないと激励した。

最後に、李清敏理事長が閉会の辞を述べた。

朝大理事長という何ものにも代えがたい重責を任せてくれた朝大教職員、理事たちの期待を厳粛に受け止めているとし、歴代の理事長たちがそうであったように、誰よりも朝大を愛し、学生たちが不便なく学業に励むことができるよう教育環境を整えていく決意を述べた。

総会後、食事会が行われた。また総会に先立ち、理事たちの懇談会があった。

(姜イルク)

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