度重なる放射能汚染水放出を非難/朝鮮中央通信社が論評
2024年07月12日 09:00 共和国朝鮮中央通信社が10日、今年に入り3回目となる日本の放射能汚染水の海洋放出(6月28日~7月16日を予定)を非難する論評を配信した。
論評は、昨年から放射能汚染水の海洋放出に着手した日本が今年も計7回の放出計画を立てており、全汚染水の放出にかかる期間が約30年にわたるとしながら、人類は日本の汚染水放出行為により核災難を免れなくなったと言及。福島第一原発付近の海水のトリチウム(放射性物質)濃度が急激に高まり、魚の大量死が相次いで発生している事実について触れ、このような状況にもかかわらず汚染水の安全性を謳う日本の主張は「とうてい容認できない強弁にすぎない」と非難した。