公式アカウント

格闘技体験教室、東京中高で開催

2024年07月10日 09:04 民族教育

武道を通じて心身の成長を

東京中高の中級部、在日本朝鮮人JUDO協会、在日本朝鮮人空手道協会、東京朝高ボクシング部OB会が6月29日、東京中高で同校中級部の生徒たちを対象に格闘技体験教室を開いた。

体験教室は、生徒たちに格闘技を通じて強い身体とどんなことにも屈しない精神力を鍛えることのできる格闘技の魅力を伝えるために行われた。

この日、生徒たちは学年ごとに30分ずつ柔道、空手、ボクシングを体験した。

生徒たちは、それぞれの武道の基礎を習いながら、実際に体を動かしたり、気合の入ったかけ声を出したり、普段できない体験を存分に楽しんだ。このほかにも競技ごとの精神や武道における礼儀作法なども学んだ。また、講師たちによる実演も見学した。

講師には、ボクシングの第46代日本スーパーライト級王者、李健太選手(28、帝拳ジム所属、大阪朝高出身)や第11回東アジア空手道選手権大会に朝鮮代表として出場し銀メダルを獲得した鄭世梨選手(朝鮮大学校体育学部4年)など現役のアスリートも招かれた。また、ボクシング教室には、元日本フェザー級1位の朴兼玄さん、空手教室には元朝鮮代表の宋尹学さん、高智蓮さんも講師として参加した。

李志成さん(中3)は、「格闘技体験教室を通じて努力する大切さを習うことができた。私はサッカー部に所属していて種目は違うけど、今日習ったことを糧により一層部活動に励みたい」と話した。

(李紗蘭)

Facebook にシェア
LINEで送る