変わり続ける平壌、世界的な都市へ／4年目に突入したニュータウン建設

朝鮮労働党第8回大会（2021年1月）で示された首都建設5カ年プロジェクト（2021～2025年）に基づいて毎年平壌にニュータウンが竣工するなか、今年も新たに林興通り、前衛通りが完成した。プロジェクトは4年目に突入し、平壌の街並みはまたたく間に様変わりしている。

今年4月に完成した林興通り（朝鮮中央通信＝朝鮮通信）

都市区画が年々拡大

首都建設5カ年プロジェクトは、毎年大規模な新市街地を形成することで平壌の都市区画を東西と北側の各方面に拡大し、平壌市民の住宅問題を基本的に解決することを目的としている。

2010年代に平壌に完成した倉田通り（2012年）、未来科学者通り（2015年）、黎明通り（2017年）は平壌市の中心部に位置しているが、この5年間で建てられるニュータウンのほとんどは、市の中心部から少し離れた場所にある。

近年建てられたニュータウンは平壌市中心部から離れた場所に位置している