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在沖米兵が少女暴行か、国は軍備増強に盲進

2024年06月27日 09:00 連載 社会を知る~今週のnewsトピック~

日本社会や在日同胞を取り巻くニューストピックを週に一度、紹介する。

在沖米兵が少女暴行か、国は軍備増強に盲進

沖縄戦の犠牲者を追悼する「慰霊の日」を迎えた6月23日、「沖縄全戦没者追悼式」(主催=県、県議会)が糸満市の平和祈念公園で営まれた。玉城デニー知事は「平和宣言」を行い、米軍による事件や環境汚染などの基地問題が続く中、自衛隊の軍備増強が加速している現状について「悲惨な沖縄戦の記憶と相まって、県民は強い不安を抱いている」とし、米軍基地の整理・縮小、普天間飛行場の辺野古移設計画を断念するよう政府に求めた。沖縄タイムスは、この日「平和の礎」を訪れた戦争体験者たちが語った「沖縄を再び戦場にしてはいけない」との怒りや懸念の声を報じた。

その2日後、米兵が23年12月に少女を誘拐し、性的暴行を加えたとして那覇地検が起訴(今年3月)していたことが発覚した。外務省は起訴を把握しながら3カ月間、県に伝えていなかった。米軍嘉手納基地の第18航空団は26日、琉球新報の取材に対して米兵が嘉手納基地所属であることを認めた。

一方、海上自衛隊は米海軍と共に機雷を処理する掃海訓練を硫黄島の周辺海域で開始した(17日~29日)。ここに、海自艦艇9隻と米海軍のダイバー「水中処分員」が参加し、訓練には実物の機雷が用いられた。また、防衛省は25日の会見で7月19日から25日にかけて航空自衛隊が独、仏、スペイン空軍と共同訓練を行うと発表した。百里基地(茨城)で日仏、千歳基地(北海道)で日独スペイン及び、日独共同訓練が行われる。

 

昨今の経済状況

厚労省は5日、4月分の毎月勤労統計調査(速報)を発表。「実質賃金」が前年同月より0.7%減り、25カ月連続減となった。

財務省が6月19日に発表した貿易統計速報によると

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