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第16回セッピョル学園

2024年06月23日 07:38 民族教育

5校の児童・生徒ら絆を深め/編入班新設、日校生が初参加

第16回セッピョル学園が開催された

第16回「セッピョル学園」(主催=茨城初中高、群馬初中、栃木初中、東北初中、北海道初中高、参加校が位置する地域のすべての青商会)が14~16日にかけて茨城初中高で行われた。茨城県青商会の慶光浩会長、群馬県青商会の金史隆会長をはじめとする同胞たち、茨城朝高学区4校と、北海道初中高の児童・生徒ら、居住地域に朝鮮学校がない子どもたちを対象とした青商会学園(3月、朝鮮大学校)に参加した日本学校に通う同胞児童、かれらの生活補助を担った朝鮮大学校文学歴史学部3年生の学生らと教職員たち約250人が参加した。

児童・生徒たちは、2泊3日間、寝食を共にしながら、授業やクラブ活動、クラス会、金剛山歌劇団の公演観覧、遠足など様々なイベントを楽しんだ。

セッピョル学園のスローガンは、事前講習を受けた、参加校の中級部3年生たちが、セッピョル学園には同胞たちの愛が溢れ、児童・生徒たちのたくさんの友情や笑顔が含まれているとし、「愛いっぱいのセッピョル(한가득 새별)」と決めた。

高石典副学園長(茨城初中高校長)は閉講式にて「セッピョル学園は、朝鮮学校に通う児童・生徒たちに、より大きな喜びと希望を与えてくれる学園であり、開講当初から今日まで青商会、教職員、学校関係者たちで守ってきた。そこに今では、後輩たちのために力を尽くす朝高生、中級部3年生たちによって、伝統ある学園となった」としながら、「これからもセッピョル学区が団結し、また新たに加わった編入班の児童たちとも交流を重ねていこう」と述べた。

(李紗蘭)

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