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区議らが東京第9初級を見学/総聯新宿支部と新宿日朝議連が共催

2024年06月07日 06:16 民族教育 総聯

地域で共に考える「共生」

「阿佐ヶ谷の東京朝鮮第9学校見学会」が行われた。

5月30日に総聯新宿支部と新宿区議会日朝友好議員連盟(以下、新宿日朝議連)が東京第9初級にて、「阿佐ヶ谷の東京朝鮮第9学校見学会」を共催された。

見学会は、地域で共に暮らす人々同士が「多文化共生を考える」一環として開催した。

当日は、佐藤佳一会長をはじめとする新宿日朝議連に所属する区議会議員5人(佐藤佳一・共産党、藤原たけき・共産党、木本広行・公明党、三沢ひで子・公明党、山口かおる・立憲民主党、)と元区議3人が参加。総聯支部の安文峰組織部長、総聯支部の常任委員たち、女性同盟支部李美禮副委員長、東京第9初級の司空暁校長をはじめとする学校関係者ら、同校を支援している「阿佐ヶ谷朝鮮学校サランの会」(以下、サランの会)のメンバーらが同行し校内を案内した。

はじめに見学会では、参加者たちがそれぞれ自己紹介をし、同校で学ぶ児童たちの授業を参観した。

高学年では、理科(初4)、国語(初5)、日本語(初6)の授業が行われた。参加した区議らは授業に臨む児童たちがバイリンガルに育っていることに感心し、とりわけ日本語の授業以外はすべて朝鮮語で学んでいることについて「教育レベルが高い」と口々に話した。また校長など関係者から、児童たちが入学してから約1年の間に日常会話レベルの朝鮮語を習得すると知り、驚いた様子だった。

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