埼玉「オリニーランド2024」/子どもと保護者の交流の場
2024年05月23日 17:01 暮らし・活動様々な企画で大盛況
5月12日に埼玉初中にて、埼玉県青商会主催の「オリニーランド2024」が行われた。
2015年から行われている埼玉オリニーランドは、青商会と共に女性同盟と朝青が一丸となって取り組む一大イベントだ。今年で8回目の開催となったオリニーランドには、学齢前の子どもたちや保護者など223人が訪れた。
この日、子どもたちや保護者が幅広く交流できる様々な企画が用意された。
学校、幼稚班教員による「ぬりえコーナー」、保護者を対象とした「ハンドマッサージ」、年齢別企画や「キムパ作り」などだ。
また今年は、朝鮮大学校教育学部、理工学部の学生たちによる体験型のイベントも企画。シリンジをアレンジして作る「シリンジロケット」や、空気圧を利用した「ジャンボロケット」、そして「ジャンボシャボン玉」などが好評だった。
特設ステージでは朝大教育学部保育科の学生、埼玉幼稚班の園児たちが歌や踊りを披露し、会場は大盛況となった。
同校出身の朝大生の感慨はひとしおだった。教育学部教育学科4年の鄭安梨さんは「母校を守る同胞の姿をみて、素晴らしい学校で学んでいたのだと改めて感じた。同胞たちの熱い気持ちと学校に対する愛情が、教員を目指している自分を奮い立たせてくれた」と話した。
また、同科2年の梁琴喜さんは、「埼玉初中在学時には知ることができなかった先生や青商会の方々の頼もしい姿、子どもたちの明るい笑顔を原動力にしてこれからも学業に励んでいきたい」と感想を述べた。
埼玉県青商会の金亨浩生活文化部長は「今回、イベント内容をいろいろと改め、初めて行うことが多く不安もあったが、朝大生の姿から力をもらった。また、教員、女性同盟、朝青などの支えもあり、成功させることができた。これからも青商会のスローガン『新時代イオ(繋ぐ)』に沿って、いろんな世代を繋ぎ、子どもたち、学校、同胞たちが輝ける手伝いをしていきたい」と意気込みを語った。
【埼玉県青商会】